ドラクエ未経験者が「ドラゴンクエスト11」をタイトル名と偏見を頼りに徹底レビュー!
ドラクエは起動するだけで、ただの一般人だった僕を一瞬にして勇者に変えてくれました。
どうもドラゴンクエスト未経験者のマッツォです。
僕もかなりのゲーマーなんで(これだけはホント)、ドラクエ11の発売は本当に待ちに待ってましたよ!
「ドラゴンクエスト」って言葉だけでご飯何杯でもいけますよ!
今回はドラゴンクエスト待望の最新作が発売されたので、全くプレイせずに徹底レビューしたいと思います!
皆さんはドラゴンクエストをご存知だろうか
まあ日本男児でドラゴンクエストやったことないやつは、おそらく存在しないと思うので、女性やお年寄りの方のためにまずはドラゴンクエストが何たるかを紹介したいと思います。
まず「ドラゴンクエスト」とはどういう意味なのか?
ここを分かってない人が結構いるんですよ! もったいない!
まず、「ドラゴン」は龍という意味です。まあこれは分かるでしょう。
そして「クエスト」は冒険・探求という意味があります。これもちょっと英語の分かる人なら簡単でしょう。
問題はこれらの言葉の組み合わせです。
初見の方は結構「龍を探すために旅に出るんでしょ?」とか言う人が多いんですよ。
あなたは何も分かっちゃいないッ!!
今回はっきり言っときます。
ドラゴンクエストとは「龍が旅に出るゲーム」なんですよ!
ここを勘違いしてると全く楽しめませんからね、ドラクエは。
物語は村の長からの命令で、ドラゴンを探すために勇敢な者たちに旅に出るよう命令されて実際旅に出るのですが、実はあの人達全員ドラゴンなんです。
しかし、お互い自分がドラゴンであることは、自分達の安定した生活が崩壊してしまうリスクがあることから、秘密にしています。
人間として戸籍登録していたにも関わらず、ドラゴンだとバレてしまったら、住民税とか相当上がりますからね。
お互い秘密を隠し持った者たちが共に旅に出て、見つかるはずのないドラゴンが、実は自分であることをどのタイミングで打ち明けるか。
この心理戦こそがドラゴンクエストの醍醐味であります。
ここをしっかり理解した上でドラゴンクエストをプレイしていただきたい。
ドラクエのここが面白い!
次にドラゴンクエストシリーズに全てに共通して言える、他のゲームにはない、このシリーズの面白さを紹介したいと思います。
- チーム全体が縦一列に連なって移動する。
まずはやっぱりここですよね。
皆さん友達や会社の先輩後輩と歩く時ってどうしますか?
話しながら歩きたいから、横に並んで歩きますよね?
しかし、ドラゴンクエストではみんな縦一列に並んで歩きます。
それは何故か。先ほど述べたように彼らは自分自身がドラゴンであることを隠しています。
下手なことを話してしまうわけにはいかないですよね。
結果、特に用事もない移動中は、なるべく会話を交わさないために縦になって歩きます。あの絶妙な気まずさを是非とも楽しんでいただきたい。
どんなに強そうな敵を倒した後でも「あいつヤバかったよねー」みたいな会話は絶対しません。
- ドラゴンのパワーを隠すために、「呪文」でごまかす。
ドラクエと言ったらやっぱり呪文ですよね!
「ギラ」とか「メラ」とか「パルプンテ」みたいなやつ、聞いたことあると思います。
ですが、あの人達そもそもドラゴンなので、特に頑張らなくてもどんな敵でも倒せるわけです。
しかし、それでは自分がドラゴンだとバレてしまいます。
ではどうするか、「呪文」システムでごまかすわけです。
「なんか練習してたら、相手燃やせる呪文使えるようになったわー」とか「この呪文唱えたら、なんかみんなちょっと回復してない!?」とか言ってやり過ごしてるわけです。
「あーまた5秒くらいで思いつきそうな変な呪文習得してるよ笑」てな感じでプレイしていると、彼らの必死さがとても滑稽に感じます。
- 途中から引くに引けなくなってきてる
村の長にドラゴン見つけてこいと命令されてすぐの時点では、「いやーここにドラゴンいるんですけどー」みたいなノリでいるんですけど、旅が長引くにつれて「もう今更言えないよなー」という雰囲気になってくるんですよね、やっぱり。
そのため、後半に差し掛かってくると、やたら敵にやられやすくなります。
「俺はただの凡人なんだ」と自己暗示をかけようとしてる感じですね。
しきりに仲間にも「やっぱり一般人の俺らしゃあいつら倒せなくね?」みたいなことを話し始めるんですよね。
そしていつまでたってもドラゴンが見つからないこの旅に、どうやってオチをつけて終わらせようとするかも、毎シリーズの醍醐味の1つです。
今回のドラゴンクエスト11の進化ポイントは?
- 過ぎ去りし時を求める主人公の心理描写
今回のドラゴンクエスト11のサブタイトルが、「過ぎ去りし時を求めて」ということで、地元の高校を卒業して、そのまま地元の役所で勤め始めた高卒の主人公が、もしもあの時大学受験をして、東京でのキャンパスライフを送り、そこから民間企業に就職していたら、自分の今はどう変わっていただろうか。というところに焦点が当てられています。
旅の途中で出会う、大卒エリート商社マンや、院卒大手メーカー研究職の人々との交流から、「高校を出てすぐに働き始めた俺と大学で遊びまくって有名企業に就職するあいつら、どっちが幸せなんだ?と過去を振り返りながら、今後のキャリアを考えていく主人公の心理描写が魅力です。
- オンライン機能が充実
やっぱり今はオンラインの時代ですからね。
32vs32のフルHD60フレームでのオンライン対戦が可能です。
ちなみにマイクを使用して呪文を唱える機能が遂に実装されたので、部屋で叫びまくりながら他の勇者を倒しまくりましょう。
- 縦一列に連なって歩く時の気まずさがさらにリアルに!
リアルになったのは画質だけではありません。
一緒に旅に出て何週間経とうが、縦一列に連なって歩く不自然さをさらに忠実に再現しています。
リアルになった具体例を紹介すると、
- 歩いている最中に前の人のかかとを踏んでしまうと、「あ、すんません。」と小声で言うようになった。
- 前の人が急に止まると、後ろの人が小声で「おっと」と言うようになった。
- たまに前の人が振り返って、「この辺ファミマ全然ないですね。コンビニだとどこが1番好きですか」などのたわいない会話を行うシステムが実装
これは移動中のディテールが相当向上していますね!
久しぶりのナンバリングタイトルである、今作への気合いの入れようが伝わってきました。
みんなも早くプレイしよう!
ドラゴンクエスト11は8月5日現在、既に絶賛好評発売中です!
今回の記事ではなるべく公式HPやまとめサイトには掲載されていない情報を載せました。
ですからまだまだドラクエの魅力はこの記事だけではとても書ききれていません。
是非とも実際にプレイしてみてドラゴンクエスト11の進化を体感してください!
ちなみに僕はあんまりRPGやらないので、多分買いはしないですかね。笑
多分面白いんでしょうけど。
最後にもう一度だけ言いますが、僕はドラクエを一度もやったことがなく、もちろんドラゴンクエスト11も持ってません。
変な記事書いてごめんなさい。
ではまたー