釣具屋直伝!アジングで釣ったアジはこう食べろ!
どもども、マッツォです。
先日投稿した横須賀アジングの調理編です。
どうですか、スーパーで売ってるやつとは目の輝きが違うでしょ。
今回は収穫が3本だけで、若干さばくのが面倒になる量ですね。笑
では早速手順を紹介していきまーす。
調理はすでに釣り場で始まっている!
そうなんです。
「調理は台所で起こってるんじゃない、現場で起こってるんだ!!」
これで覚えてください(笑)
魚というのは非常にデリケートな食材です。
釣り上げた瞬間から傷み始めるという認識を持っておいてください。
さばき方よりも、僕は釣り場での処理が味に最も影響すると思います。
これは釣具屋バイト時代の先輩から教わった方法です。
確かに今から行う処理をするか否かで、味が全然変わってきます。
釣り場で行うことは「神経締め」と「血抜き」です。
まずは神経締め
神経締めとは、魚を一瞬で仮死状態にすることにより、身の劣化を防ぐ処理です。
やり方は簡単です。道具はこんなやつでOKです。
正直どれもさほど変わりませんし、硬い針金があれば、自作することも可能です。これは僕が釣具屋の先輩に頂いた自作の神経締めマシンです。
こいつをアジの鼻の上あたりから、背骨の方向へまっすぐにブッ刺します。
ブッ刺していくと、頭を通り超えたあたりで、アジが急にブルブルブルッッ!!ってなります。
そのあと動かなくなれば、神経締め成功です。プリプリの食感を維持できます。
これは是非ともやっていただきたい下処理です。
次に行うのが血抜き
血抜きとは文字通り魚の血を抜くことによって、食べる時に身に血が回るのを防ぎ、見た目と味をよくします。
ただし、釣り場で血抜きをするデメリットとして、荷物が増えます。
そう、バケツです。これが意外とかさばるんですよね。
電車での釣行など、持ち物を最小限にしたい場合は、上記の神経締めだけやって、持ち帰ったらすぐに血を抜けばOKだと思います。
ちなみに僕のオススメのバケツは、TICTの活カシ水汲みバケツです。
僕が単にTICT好きっていうのもあるんですが、堤防等の高い場所から水を汲むための5mロープや、持ち運びに便利なグリップ、そして何よりも、魚を入れたまま水の交換が可能なネットが付いています。
僕がバケツに求めるものは全て備えられたバケツです。
血抜きの方法は?
血抜きの方法ですが、人によって様々な方法があると思います。
僕のは釣具屋社員さん直伝の方法です。
まずはアジのエラのところをガバッと広げます。
ネットから適当に拾ってきた画像ですが、こんな感じです。ご丁寧に矢印まで付いてました。笑
この部分の奥が赤い膜状になっているので、そこをプライヤーなんかで突き刺します。すると、血がドバババーっと出てきます。後は血が出尽くすまでバケツに突っ込んでおきます。
ここであまりにも長時間バケツに入れっぱなしにしていると、身が水っぽくなってしまったり、劣化してしまうので注意です。エラの部分から血が出なくなっていたら、クーラーボックスに移してください。
持ち帰った後は、、、
持ち帰ったら、とにかく早めに処理することが重要です。上記の2つの処理だけだと、まだ内蔵を取り出していないので、そこから傷み始めます。
まあここからは普通ですよ。今回はお刺身にしたかったので、三枚おろしにします。
流石に3枚おろしにまで特別なこだわりがあるわけでもないので解説は割愛します。
そしてできたのがこちら
うな重ならぬ「あじ重」です。笑
それと、アジのアラをセブンの味噌汁にぶち込んだアラ汁です。
これであじ重定食の完成です。
味に関しては言うまでもありません。最高です。
今回は血抜きを現地でしてはいなかったのが惜しまれますが、横須賀アジのポテンシャルは十分伝わりました。
やっぱり自分で捕獲した獲物をいただくっていうのは最高の贅沢ですよ。
釣りは準備から始まり、食事までの一連の流れをもって釣りであります。
こんないい趣味他に知りませんね。後は狩猟くらいのもんですか?笑
また釣具を買うならもちろんAmazonもいいですが、ナチュラムも是非ご利用ください。まずチェックしておいて損はないサイトです。
ちなみにこのリンクからお買い物していただくと、回り回って僕と皆さんに幸せが訪れます。笑
まあこんな感じでせっかく釣りをするなら、調理まで楽しんじゃおうって話でした。
ではまたー